2012年11月29日木曜日

上野さん&信田さん対談終了

 またまた飛ぶように日が過ぎていく...

11/24の対談は無事に終了.来て下さったみなさま,ありがとうございました.

上野さんは翌日の講演のために慌ただしく終了後、旭川へ移動.信田さんはそのまま千歳空港に向かわれるのを見送ったらとたんに疲れがどっときました.この日お二人の御本は飛ぶように売れて,みなさんにサインもしっかりとしてくださいました.ついでに『その後の不自由』もお買い上げいただきました.感謝!

 上野さんは結婚という「お国に届け出る制(性)度」の不思議さが分からないといえば,信田さんはそこから外れることのプレッシャーとは,理屈ではない不安なのではと返し...かくして2時間ノンストップの対談はあちらへこちらへと飛ぶようで,最後には「女性が生き延びるための」状況をどのように私たち自身が創りだしていけるのかという問題提起で終わりました.折しも選挙運動が激化していますが,各政党の政策にはジェンダーの視点がどう入っているのかを見て行かないといけません.

 今回の対談には「それいゆ」をご存じない方達もたくさんお見えになりました.お二人のおかげで活動について初めて知ったというフィードバックを下さる方もいて,それはそれで嬉しい出会いとなりました.本当にお忙しい時間をやりくりして会場へきて下さった全ての方に、心より感謝いたします.

 今週からまた日常に戻りました.毎日それなりに小さなドラマが繰り広げられるなかで,この日々を大事にして次の10年に向けて歩いて行きます.

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2012年11月19日月曜日

研修の週末

 11月は研修の講師に呼ばれることが多かったです.研修ってよく使われる言葉ですが,あらためて辞書的意味を引いてみると「学問・技能などをみがき習得すること.特に、職務に対する理解を深め,習熟するために学習すること」とあって,なるほど.知っているはずのことを辞書的意味で確認したりするのは,大学院のゼミでよくやりましたね~.

 と,まあ自分が与えられたコマでお話しするだけの研修講師から,企画までお手伝いするものまでいろいろでした.17日は岩見沢で精神保健福祉士協会道北ブロックの専門研修をお手伝い.アディクションを切り口とした対象者の理解と援助の枠組みを講義とワークで進めるというものでした.スタッフを含めると約50名の参加で6つのグループが出来ました.ファシリテーターには,いつも一緒に勉強しているASWのみんなが入ってくれたのでとてもホームな感じでやりやすかったです.終わってざっとフィードバックシートを見せていただきましたが,おおむね好評で何より.私としてはアディクションという概念の理解が,参加されている方々のものごとへの捉えを広げてくれるものと期待してます.

 6,7日は府中市でBPD研修がありました.この分野では日本でも先がけ的なお仕事をされている先生達に混じってお話させていただきました.S先生のお話には,いつも本で拝読しているのとは違ったオーラを感じました.やっぱ読むのと聞くのとは違うのだな.

 とまあ相変わらず毎日が飛ぶように過ぎていきます.今週末の24日はいよいよ10周年記念イベントの最後を飾る「上野千鶴子さん&信田さよ子さん対談」が札幌コンベンションセンターで開かれます.200名定員ですが,まだ100名を僅かに超えたところ.みなさんお誘い合わせの上でお越し下さい.お二人からは当日販売する近著も到着し,いよいよだなあ.そうそうお花を注文しなくちゃね.いつもの「フローリスト彩花」さんにお願いですが,きっとまた会場の雰囲気にピッタリの素晴らしい花を届けてくれるはず.楽しみです.みなさんとは会場でお目にかかりましょうね!

2012年11月12日月曜日

友だちの存在

 先週は出張続きだったため当直がなかったのですが,今日は久しぶりに@リカバリーハウス.PCに向かって

今週末の研修に使うパワポを作っている横で,メンバーがおしゃべりに来たり,部屋で話しを聞いて!とやってくる.二階ではTVに向かってしゃべっているメンバーの甲高い笑い声がスタッフの部屋まで響く...こうしていつもの夜が更けていく訳ですね.

 さて,おしゃべりのなかから今日は「友だちの存在」について考えさせられた.よいことも悪いことも,言葉も行動も相互浸透するピカイチ速度が友だち.どっちに振れるのかは分からない.でも大人は決して友だちのことを悪く言ってはならない.だって彼女にとって友だちは自分の分身のようなものなのだから.大人の禁止の言葉たくさんより,友だちの一言「止めとけば」が有効.友だちの存在は両極端な振れ幅の間を行き来しながら,メンバーのハウスでの生活を何とか支えている.

2012年11月11日日曜日

お久しぶりです

 すっかり秋が深まりました.とにかく忙しかった.「それいゆ」10周年のイベントはどれも充実した内容で無事に終了し,残すは11/24の上野千鶴子さん&信田さよ子さんの対談のみとなりました.まだまだ定員の200名に達していませんので,ぜひお友達を誘っていらしてくださいね.今から楽しみです.

 「それいゆまつり」や「平川和子さん研修会」の内容については,ニュースレターでまた詳しくお知らせする予定ですので,賛助会員のみなさまはもう少しお待ちくださいね.12月10日頃発送の予定です.最後の対談につきましては,お二人のご了承がいただけたら,こちらも記事にてみなさまに配信することが出来るかと思います.「それいゆ」は随時法人の趣旨に賛同し活動を応援して下さる賛助会員を募集しています.年会費5000円をお振り込みいただくとCafeで使えるコーヒーチケットの進呈や,年4回のニュースレターをお送りしています.関心のある方がいらっしゃいましたら,法人事務所(地域活動支援センター)までメールをください.

 さて,今日はお天気がよかったですね.私は下の娘が入選した「有島青少年美術展」を観にニセコまでドライブ.成長を実感した作品に,ツレも私も感慨深い感じがしました.それにしても今日は羊蹄山がきれいでした..雲一つなく澄み切った空と,うっすらと雪をかぶった頂上の白との見事なコントラスト.いよいよ冬が近いですね.写真は中山峠からの羊蹄山.

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2012年10月18日木曜日

10周年イベントが続きます

 今週19日(金)はいよいよ「第10回それいゆまつり」が開かれます.

そして20日には,東京から平川和子さんをお招きしての研修会と

10周年記念イベントの第2弾.「それいゆまつり」では当事者研究の

発表を行いますが,今年は2本の研究が発表されます.今日はお昼休みに

そのうちの一つを発表するSちゃんと打ち合わせ.パワポ原稿をチェック

してもらいながら,最後のまとめ部分を彼女の言葉で表現してもらいます.

 何気ないけど,これって難しいよね.言いたいことがたくさんあるけど

「まとめ」なんだもん.Sちゃんはいつになく真剣な表情で,途中のタバコ

休憩も交えながら言葉を絞り出していた.終わった原稿を二人で最後に読み

合わせして打ち合わせを終了.これで本番はばっちりだね.

 今日はニュースレターの印刷と,上野さん&信田さんの対談用チラシも

作って印刷と結構忙しい.途中まででその後スタッフに託し大学へと向かう.

今日は演習の授業がある日だけれど,その合間にも別の大学に勤務する先生から

調査研究の依頼について確認の電話が入る.自分の研究でもたくさんの聞き取り

調査に応えてくださる方がいるから,論文が書ける.なので,出来る限り

断らないようにはするけど,フィールド(現場)から遠い研究者が多くて,

そもそも論から始めなくてはいけない調査だと,げんなりしてしまう.

 実は平川さんをお招きしての研修会が終わると,今度は別の研究会で自分が

お話しする.そのパワポを作成.やれやれ,いつになったら一息つけるのかな~.

昨日も午前3時までパワポづくり.さすがに今日はもうおやすみなさい~.

2012年10月15日月曜日

名古屋めし

 10/12~14まで,所属している日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー

協会の全国研究大会に参加するため名古屋へ.

 仲間3人と帰りの飛行機搭乗前に「みそかつ丼」をいただきました.

 今回の大会では,当法人からリカバリーハウスのスタッフが「生活支援」の

分科会で発表.日頃の実践を整理し言語化することで,改めて自分たちの支援を

問うことになります.発表前日までかかってまとめたパワポをもとに,

「それいゆ」における生活の支援について予定を大幅にオーバーしての

90分に及ぶ発表となりました.フロアからいくつもの示唆に富んだフィードバック

をいただき,発表したスタッフにとってもそれが財産となりました.

 帰ってきてやれやれと思ったらとたん,夜中にハウスからSOSの電話.

状況判断し,発表してくれたスタッフは,今度はメンバーを連れて救急病院へ.

これが「それいゆ」の日常です.

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2012年10月11日木曜日

生きているだけでいい

 今日はこの春からプログラムを担当させていただいている

「北海道ダルク」でスタッフミーティングに参加.

 ダルクはご存知のようにご自身が薬物依存症という

当事者スタッフによって運営されている.

私は理事ということでかかわってきたけれど,年々,様々な背景を

もつ人がたどり着くようになり,専門職として基本的なアディクション

の理解を促すようなグループワークをおこなっている.

 私がプログラムのなかで感じていることを,スタッフミーティングのなかで

確認したり,またスタッフからそれぞれのメンバーに関する状況を

聞いたりする.この半年で見えてきたことや,プログラム自体が全体の

なかで浮いていないかなどを振り返る大事な時間になった.「それいゆ」では

女性のみに限定された援助だが,ここでは男性に期待される(本人が勝手に

背負う)性別役割などにも配慮しながら参加される人たちの変化や成長を追う.

 そのなかである人の話しにみんなの気持がひとつになる.

過酷な運命を背負いながら生きてきた.だから,ここでいろいろな何かを

しでかしたとしても「生きているだけでいいよね」

そう投げた私の言葉にみんながうなづいてくれた.

 カレのこの先の人生を思うと,今は本当にそう思う.

自分のawayでも,貴重な体験をさせてもらっている.

2012年10月5日金曜日

上川支庁相談研修

 昨日は旭川の永山で研修講師を務めました.

「望まない妊娠・出産をめぐる女性の背景と支援」という

専門職研修です.難しいテーマ...

 養護教諭や助産師なども参加してくださって,熱心な

雰囲気で会場は一杯.

 パワポを作りながら10年以上前にかかわった事例のことを

思いだしたり,「それいゆ」でもこうした体験をもつ人への

関わりに苦労したことを思いだし,考えをまとめるなど,

私にとっても有意義な時間になりました.

 新しくなった旭川の駅舎が木のぬくもりを感じさせる素敵な

デザインで,短い秋の旅でしたが,気分を切り替えることが

出来たように思います.

 来週は北海道精神保健福祉センター主催による「依存症に

関する専門職研修」にてグループワークの講義と演習を担当.

研修の秋,ですねー.

2012年10月4日木曜日

9/22研修会開催

 「それいゆ10周年記念イベント」の第二弾は,ダルク女性ハウス(東京)の

上岡はるえさんを招いての講演会&研修会でした.

 会場がとれなくて午前と夜間という変則的なスケジュールにもかかわらず

定員一杯のお客様がお見えになりました.ありがとうございます!!

 午前の講演は,イースト・プレス社から刊行される『生き延びるための

犯罪(みち)』の出版記念の予定でしたが,本が間に合わず何とか見本のみを

見ていただくことで終わりました(汗).でも本はその一週間後に無事完成.

みなさん,ぜひ書店で見てくださいね.編集されたイースト・プレスの

Sさんも来札されて参加(北海道の味覚を堪能していただきました).

 夜間の部は専門職向けの研修でした.発達障害とアディクション,あるいは

統合失調症とアディクションなど,いくつもの疾患や障がいとアディクションを

合わせて抱える人への援助というのがテーマ.前半大嶋が概説,後半にはるえさんが

援助者の「燃え尽き」を予防しつつどうかかわっていくかをワークショップ形式で

進めてくれました.

 いつもながら,あちこちに話しが脱線しつつ最後は本筋の話に戻るはるえさんの

語りに引き込まれる一日でした.

 スタッフは一日がかりで疲れましたが,sama-samaのビーズもたくさん買って

いただき嬉しい疲れだったと思います.さて,次は10/19の「それいゆまつり」,

10/20の平川さんを招いての研修が続きます.今度はどんな収穫があるのか楽しみです.

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2012年9月26日水曜日

会いに行けばよかった

 今年になって,とてもお世話になった方を2人見送った.
そして,時間が出来たら会いに行こうと思っていた矢先に
二人とも亡くなった.

 昨年12月,いや今年に入ってからだったか,そのうちの
おひとりからは電話をいただいていた.大学の学部生だった頃に
留学のことでずいぶんとお世話になった.米国滞在中に中西部の
大学で学んでいた私を何度か訪ねてくださったことも,懐かしく
思いだされる.
 進路のことでは心配してくださって,米国での就職に際して
推薦状を書いてくださったこともあった.あれからもう20年以上
が経過する.

 それにしても,なぜすぐに会いにいかなかったんだろう.
二人がそんな大病をされているとは,知らなかった.また
私が誰かから聞いていたとしても,二人とも多くを語ることは
なかったのだろう.でも,私は時間がないことを理由に会いに
行かなかった.そして,お二人にもう二度と会えなくなって
しまった.
 会いに行けば良かった.悔いても悔いても足りない.

2012年9月19日水曜日

自分を発見する

 札幌はふたたび暑さがぶり返して,メンバー達は一様に体調管理が
大変です.スタッフの疲れもじわりと蓄積されているので,気をつけ
ないと..こういう時にいろんなことが起こるんだよね.

 16日の地元紙に,「それいゆ」が10周年を迎えたことで活動が紹介
されました.メンバーの一人に取材を受けてもらったのですが,本人は
記事が読めないのでスタッフに音読してもらったそうです.自分の
話したことが活字になり,それを耳で聞いて,泣きそうになったと
教えてくれました.自分に起こっていたことはすごく辛いことなんだ,
大変なことだったんだと,今まではまるで別の人に起こっていた
ように思っていたけど,それは全部自分に起こっていたんだと思ったら,
自分が可哀想になって泣けてきたというのです.
 取材はすごく嬉しかったそうです.「それいゆ」の紹介をされる記事の
なかに自分がいることは,どこか誇らしげにも見えました.自分の存在に
光があたった感じがしたのかもしれないなと思います.
 「それいゆ」にたどり着く人の多くは,自分のことが自分でよくつかめ
ないのです.あまりに自分を隠して,振りをしているうちにどれが自分なのか
どの自分を演じているのか分からなくなってしまうようです.

 短い記事ではありますが,こんな形で自分を発見することがある.
言葉がすごく不自由な彼女ですが,自分を著す言葉を音で確かめ,言葉を
通じて表現された自分と対面しているようでした.

2012年9月8日土曜日

ヘトヘトじゃあ〜

 ふー,今日で9月のイベント第1弾おしまい.
6日は「第2回北海道アディクション・フォーラム」とドキュメンタリー映像作家の
坂上さんを迎えての講演会,7~8日はAL関連問題学会と朝から晩までびっしりの
スケジュールでした.
 フォーラムには190名ほどの方が集まってくれました.実は前の日に会場が
ガランとしている夢をみて「うひゃー」って目が醒めた.今回はさまざまな
自助グループのメンバーが9名お話ししてくれたけど,すごくどの話しも
大変なんだけど笑いがあってそしてあったかい感じがしました.多分それって
会場の雰囲気が暖かかったからじゃないかしら.やっぱ,みんなの話しがいいです.

 坂上さんは120分しゃべりっぱなし.相変わらず精力的です.
現在取り組んでいるTalk Back というドキュメンタリーのプロモーション用
の短い映像を観たり,ここ数年やっている[メディア4Youth]という活動に
ついても映像を観てお話を聞きました.表現のさまざまな可能性を実感したのは
いいけど,この日は会場が節電のせいか蒸し暑くいささか体力消耗...
 でもこの日sama-samaはかつてないほどの売り上げを記録し,メンバー達は
非常に嬉しそうでした.

 7日はAL関連問題学会にて「それいゆ」の創作活動についてスタッフが
発表.メンバー2人もユーザーからということで気づきと変化を話していました.
やっぱりこちらが意図することはあったとしても,メンバーに気づきと変化を
実感してもらってなんぼのプログラム活動.原点を改めて確認した時間となりました.
こちらもフロアから好意的なフィードバックをいただいたようです.
スタッフとメンバー達に感謝.
 懇親会に顔を出してそのあとはASWの友人たち,N田さん,S先生と
イタリアンレストランで2次会.ふむふむ,えーっというおしゃべりを楽しんだ.
 
 そして今日は午前中シンポジウムに参加し,途中で抜けてポスターセッション
の座長,午後はワークショップの座長と大忙し.
ランチョンセミナーで美味しいお弁当を食べたら,このところご飯をずっと
食べていないせいかお腹が一杯.
 夕方,ダルク女性から坂上さんと発表にために来ていたRちゃんとお茶.
お腹いっぱいといいながら,美味しいアイス抹茶とクリーム豆かん.うほほ...
甘味の苦手な私でもさらりといただける優しい甘さでした.頭が糖分を欲している.
 この3日はお家のご飯作りを頑張れなかったので,明日は掃除と洗濯,そして
畑の野菜で美味しいご飯作りといういつもの週末に戻ろうと思います.さて,
でも今日はグループホームの夜間待機.どうか何事も起こりませんように.

2012年9月1日土曜日

難しいこと

 この間頼まれた原稿が雑誌に掲載されました。

「こころの科学」っていう雑誌の別冊です。『中高生のための
メンタル系サバイバルがイド』というなんだかすごいタイトル。
で、私に与えられたテーマは「カレの誘いを断れないー
寂しくてひとりでいられない」....依頼があった時に思わず
考え込んだ。誰が読むの。

 読み手を中高生と想定するとは言っても実際に読むのはこうした
ことに困っている周りの大人達でしょう。それにしても、何から
どやって書けばいいのか悩んだ。
 難しいことを分かり易く書くのは難しい...ということを
再確認した原稿です。良かったら書店ではもう発売されていますので
手に取ってみて下さい。
 来週はイベント+学会でかなり忙しくなります。このところの残暑で
体調は今ひとつなので、変なところでコケないように気をつけようっと。


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2012年8月30日木曜日

やれやれ今日も暑い

 今日の深夜2時に「ガス警報機が鳴り止まない」とグループホームの
メンバーから電話.元栓閉めて窓を開けたのにガス臭いというので,
慌てて警報機会社の緊急連絡先に電話をしてハウスに急ぐ.ちょうど警報機会社の
方と同時に到着.結局10年の耐用年数を目前にして起こりやすい「誤作動」と
分かる.ガスの元栓閉めたんじゃなくてメンバーは副栓を開けてしまい,
ガス臭かったのだとか.やれやれ、何事もなくてよかった.
 それにしても,人間だけじゃなく機械も誤作動するよね..
だけど音が大きいんだから,誤作動って困るなあ.

 今日は午後から「当事者研究」のお手伝い.
10月のそれいゆまつりで発表してもらう「スッピンの研究」の2回目.
美醜の問題かと思って始めたが,むしろ視線の問題が大きいということが
分かってきた.防具,楯,お面等々,化粧は本人を他者の視線から防御する
ためのものだ.一方でそうした防御としての化粧ではなく、礼儀としての
化粧というコメントも飛び出す.これなどジェンダー役割期待が色濃く
刷り込まれている.次回でまとめに入るが,本人にとって3時間かけての化粧がもたらす
メリットとデメリット,そして働くことを考え始めた昨今,彼女が迷いや怖れのなか
「スッピン」に着地するのかどうかを見守って行く.
 今,私は担当ではないがスペシャルバージョンで司会進行役を務める.
この成果は10/19(金)の「第10回それいゆまつり」にて発表の予定です.
 それにしても暑いねー.

2012年8月29日水曜日

残暑が続きます

 8月下旬になりましたが,札幌は30℃を超える日が続いています.
クーラーを使わないのがこれまでの夏でしたが,
この数年はさすがに体力が奪われる暑さに,
地活の1Fにあるカフェと3Fにもクーラーをつけないと
いけないかなと考えています.
 唯一クーラーがある2Fにメンバーを集めて,人口密度は
あがりますけれど,そこでプログラムを行っています.
 カフェはお客様にとっても働くメンバーにとっても
くつろぎの場であることが大事です.室外機を取付けるため
壁に穴をあけることなどを考えると30万ほどの費用が
見積りされており,3Fと合わせて60万の費用捻出に頭が
痛いところです.

 本州の暑さに比べると,朝晩は22~3℃としのぎやすくなり,
まだ何とか暮らせています.
 二つあるグループホームのうち,リカバリーハウスは木造家屋で
冬はとっても寒いのですが,夏は全ての窓を開け放ち日差しを
遮るとそれなりに涼しく過ごせます.逆に鉄筋コンクリートの
ステップハウスが夏は暑さが籠りやすくしんどいようです.
 暑さで入居メンバーの食欲も低下しがち.スタッフはそれこそ夏バテ
防止と食中毒に細心の注意を払いながらの食事づくりに頑張って
います.

 この暑さもあともう少し(だといいなあ).赤とんぼが飛び始め,
夕暮れの早まりに秋の到来を感じ始めたこのごろです.

2012年8月9日木曜日

ソレイユ!

 今日はツレと娘を連れてニセコまでドライブ.
羊蹄山が一望出来るお気に入りのカフェで,いつもの特大ハンバーガーを
食べるという,ただそれだけの目的で出かけました.

 整然と続くとうもろこし畑や白い花が綺麗なジャガイモなど,
いつものニセコの風景です.いつもグループホームの営繕を担当して
くださるSさんのログハウスにもお邪魔しました.周りにはまた
素敵なお家が建っていた.
 ニセコには何度も足を運んでいるのですが,この時期に欠かせない風景が
あります.それはこの一面の向日葵畑!「それいゆ」はイタリア語では
確か向日葵の意.どこまでも続く向日葵を見ながら,過ぎて行く夏を
感じた午後でした.
 とまあ,写真を見ながら私は@グループホームにて当直の夜を
迎えています.

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2012年8月6日月曜日

鎌倉散策

 先週末はASW(日本AL関連問題ソーシャルワーカー協会)の理事会で横浜へ.
日曜日に予定していた打ち合わせがキャンセルとなり,ぽっかり時間が
出来ました.ちょうど一緒に理事会にきていたHさんのご実家が鎌倉という
ことから,Hさんに案内していただきうだるような鎌倉を散策.

 鶴岡八幡宮へ行き,頼朝のお墓にお参りをして,テクテク歩く.
日傘を持参してよかった.暑さで何度か小休憩.
一面に咲く蓮の花を眺めていると,不思議とそこだけすゞやかな風が吹く.
 鎌倉にはおしゃれで洗練されたお店が多い.日本の古いものが脈々と
息づいている一方で,新しいセンスが生まれている感じ.見るだけで
楽しかったです.
 留守番のツレに鎌倉シャツを購入.

 いつもは仕事三昧の出張で飛行場ではPCに向かって過ごすことが
多いのですが,今回は久しぶりにのんびり過ごせた.
しかし来週は大阪への出張で,とほほ.8月の大阪...
(昨年も同じ時期に仕事で大阪.ハンパないっすよ,大阪の夏は).
まあ,すでに夏の終わった感がある札幌から再び真夏の大阪へ向かって
頑張ります.そろそろ「それいゆ10周年本」の原稿を,
気合いを入れて書かなくてはなりません.

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2012年8月4日土曜日

炊き出しのお手伝い

 今日はホームレス支援の一環で,センターの近くにある
場所で炊き出しのお手伝い.これまで「それいゆ」から
行ってくれていたメンバーが道東へと旅立ち,
代わってYちゃんをお手伝いに送り出すことに...
一回目ということで引き継ぎと顔合わせをかねて,一緒にうかがいました.

 炊き出しではいつもおにぎりを作るのを手伝いますが,Yちゃんは梅干しを
入れる係で,私はおにぎりを握る係になりました.今日は全部で150個
くらいのおにぎりを作りました!(暑かったよ~).その他にも天かすと
ほうれん草,ゆで卵に刻みネギの入った暖かいうどん(おいしそうだった)
がふるまわれます.

 お手伝いの人たちは曜日によって違いますが,「それいゆ」は
このホームレスの方々への炊き出しをされている支援団体の方達から,
いつも食料の寄付をたくさんいただいています.そのささやかな御礼の
意味でこのお手伝いをさせてもらっているのです.夕方になると食事提供を
受ける方々が集まってきます.私たちのお手伝いは下ごしらえや準備が
中心ですが,Yちゃんは懸命に梅干しをお茶碗によそられたご飯の中に
入れています.いつもはサポートを受ける自分が,たとえ少しでも誰かの
力になることをするのは大事なことです.
 ちゃっかり午後のプログラムを休めると思ったYちゃんは,
センターでスタッフに引き止められ,午後もしっかり今度は自分のために
プログラムに参加.「疲れたあ~」を今頃きっと連発していることでしょう.

2012年8月1日水曜日

旅立ち

 昨日,ステップハウスから一人が退所し,スタッフが同行して
道東の生活訓練施設へと旅立ちました.

 4年前に初めて会った時にはほとんど口をきかずに,NOのときには
首を真横に傾け,分からないなーというときは45°に傾げる.そんな
女の子でした.
 今は時間がかかっても言葉が出てくるようになりました.相変わらず
私たちスタッフの使う言葉とは「活用方法」に違いがあるので,
出来事が起こって初めて○○ってそういう意味だったんだーと分かることが
あります.スタッフは日本語の活用方法について幅を広げるだけでなく,
行動をよく観察することで言葉の表現との不一致を見分けることについて
練習を重ねることが出来ました.
 「それいゆ」のスタッフが援助の力量を引き上げられるのは,こうした
メンバーとのおつきあいがあってのことです.感謝.

 札幌での日々を聞かれてスタッフに「辛かった」ともらしたと聞き,
何とも複雑な気持でいたのですが,昨日ステップハウスのスタッフから,
彼女がニュースレターの講読をしたいというので,賛助会費の5000円を
預かったと聞きました.これから少し離れた場所で,彼女は新しく出会った
人たちに支えられながら生活していきます.「それいゆ」のニュースレター
を通じて,細く長く交流が続くことを願います.

2012年7月29日日曜日

あっという間に一週間

 ふ~っ...今週も忙しいですよー.
一昨日,昨日と札幌も結構な暑さで,湿度があったせいかしんどかった.
クーラーを使わない暮らしが一般的で,せいぜい扇風機を回せば朝晩は
涼しくなるのですが,めずらしく夜になっても27℃くらいあって,部屋の
中に昼間の暑さが留まっている感じでした.

 27日の金曜日には,豊平川の河川敷で花火大会があり,いつもの堤防沿い
という通勤ルートが使えずに遠回りして帰りました.浴衣姿の女の子が
うきうきした感じで街中に歩いてた.札幌の夏の風物詩.

 「それいゆ」の一週間はみんなが2Fにあるクーラー部屋に
たむろする日々.そんななかですが,25日には郊外の「滝のすずらん公園」へ
バーベキューに出かけました.市内は28℃あったこの日ですが,公園のなかは
23℃前後と涼しくて,みんなで鮭のホイル焼きやタンドリーチキン,そして
もちろんジンギスカン!!を楽しみました.なんと今年は残った炭火で
夏野菜のカレーを作り食べました.すごい食欲...そして帰り道のお楽しみは
有明地区の農家で食する牛乳ソフトクリーム.メンバーの胃袋は4つある(牛か!?).

 今年はメンバーの入れ替わりが激しい夏です.グループホームにはこれから
退所と入所が続きます.めったに空室のでないハウスですが,これから続々と
大物が来る予定(汗).まあ「それいゆ」を勧められる時点でかなり「おお~っ」という
経過がありますけど.そして長い間いろいろなことがあって次の場所へと送り出す人も
います.
 そんな出たり入ったりでメンバーもスタッフもなんだか慌ただしい.

 8/11-15は「それいゆ」夏休みで地域活動支援センターはお休みとなりますが,
お休みが大嫌いなメンバー達は今からブーブーです.楽しむことを考え,お財布と
相談し疲れ具合をみながら,誰を誘うかの大事な練習です.
 なかなかこれが難しいんだよねー.
でも少しずつ楽しめることを感じられるようになるので,スタッフは何年も
こうした風景を見守るのです.

 写真は滝のすずらん公園.本当にみどりが美しくて空気が澄み切っていて..
小川の水はすごく冷たかったそうです.

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2012年7月22日日曜日

アディクションフォーラム

 今年の秋はイベントが本当に多いです.
NPO法人リカバリーが主催するものが5本,かかわっていて
お手伝いするものが2本.後者のひとつが9月6日(木)の午後に
開かれる「第2回北海道アディクションフォーラム」です.

 初めはプラスの効果をもたらしていたものやことが,次第に
生活を破綻させるような状態になるコントロール喪失の病いを
アディクションというのですが,その当事者と家族で作る自助グループ
(自発的に集まりミーティングや例会と呼ばれる“語り合い”を通じて,
自分を点検する相互援助を目的としたグループ)が一同に集まります.
 今回のテーマは「仲間とつながろう」です.

 北海道はとにかく広い.
ミーティングへ行くのに車で2~3時間かけないといけない仲間が
います.また,アルコールのグループはあるけどギャンブルのはない,と
地域格差が大きい.何でも札幌に集中しているという現状なのです.
ですからフォーラムでは,自分の街では仲間がいないけれど,
この場で新しい出会いをして欲しいなと思っています.

 私は前回に引き続き実行委員長をやります.
青十字サマリヤ会,札幌連合断酒会,北海道ダルク,そして札幌マックの
みなさんが実行委員を務めてくださっています.フォーラムは参加申し込み
不要で,アディクト本人と家族は無料,関係機関の方は500円です.
 200人の小ホール一杯に,仲間が集まってくれるといいな.
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2012年7月19日木曜日

日焼けしました

 16日,思いがけず代々木公園で行われた「反原発10万人集会」に出かけました.
前日に会議で横浜に来ていたのですが,夜に今度「それいゆ」研修の講師として
札幌へ来てくださる方達と食事をしていて集会のことを知ったのです.

 33°という暑さにもかかわらず,渋谷駅からてくてく歩きました.
っていうか,デモに参加する予定のなかった私は,まず一緒に歩く上岡さん
(ダルク女性ハウスの代表で,『その後の不自由』という本を一緒に作った)に
日傘を借りました.そして麻のパンツにミュール,coachのデカいサングラス
という完全に「夏物バーゲン出動モード」ではまずいでしょ,ということで
まずはお買い物.そして歩きやすい靴をゲットして代々木公園を目指したのでした.

 一応日傘はしたものの,前日横浜で買ったノースリーブのチュニックから出た
腕はこんがりキツネ色...というより褐色!見事一日にして「どこ行ったの?」と
言われる状態に日焼けしたのです.
 のんびり,じゅわーっとした日差しのなかで,「原発のない暮らし」を
願い,そして自分が出来ることを考えたのでした.ダルクでシャワーを浴びて
おいしいご飯を食べて羽田から千歳空港へ.足が少し疲れたけれど,何だか
ほんのちょっぴり自分がこのおおきなうねりの端っこに参加したのねという感じでした.
 はるえさん,誘ってくれてありがとう.


 風が吹いていて助かった.代々木公園へ向かうひと,ひと...

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2012年7月11日水曜日

地域活動支援センターの人口密度

 このところ何故か見学の方が多い.
大体同伴される方(紹介して下さるクリニックのスタッフやら相談支援事業所の
方等)もいるので,あっという間に地活の人口密度は上昇します.
2Fに靴を脱ぐところがあるのですが,靴は廊下にあふれていて,喫煙コーナーも
2Fにあるから人がすれ違うのに工夫が必要になります.メンバーは人口密度が上がると
落ち着かず,自分のことではないのに動揺します.人との境界線がよく分からない
ので,親切に珈琲は自由に飲んでとか,このカップは使ってもいいんだよとか,
話しかけるといいのか,それとも放っておくのがいいのか迷うようです.
 まずは場や人に慣れてその場に「居られるようになる」ことが大事だとスタッフは
考えていますが,なかにはすぐにでも働きたいという方もいらっしゃいます.
 
 本日発行のニュースレターは「働くこと」がテーマです.それにも書いたのですが
変化には長い時間がかかります.今までの自分が潰してきてしまったように
感じる時間を,すぐに取り戻そうとあせる気持は分からないわけではありません.
でも,現実はそんなに甘くない.

 何を求めて自分が地活を使おうとしているのか.
 自分が抱えるめんどくさいものって何か.
 自分が変化するために,何を努力しているのか.

 変化って,どれだけ真剣に“あがいた”かについてくるご褒美のようだなあと
思います.変化って,そんなに簡単には手に入らないです.

2012年7月8日日曜日

アートマーケット

 昨日は札幌ファクトリーのアトリウムで開催された
アートマーケットにsama-samaがビーズアクセサリを
出店.
 とってもいいお天気なのはいいけれど,アトリウムの
中は一杯の日差しに照らされてメンバーは汗だく.
郊外のレジャーにお客様は流れたのかなあ.売り上げは
いまひとつだったと残念そうです.
 それでも作品が売れることはとても大事なこと.
出店してみることで分かったこと,工夫するところが
はっきりとしてくるのだそうです.次回は8/11(土)
の出店を予定しています.
 近くなりましたらアナウンスいたしますので,
ぜひお出かけください.写真はディスプレイの様子です.


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2012年7月5日木曜日

壁にぶつかる

 この5月から,北海道ダルクという,薬物依存症の人たちが
クリーン(くすりを使わない)で「今日一日」を過ごす
場所で,グループワークをしています.
 私は北海道ダルクの理事ということで,これまで主に
運営のサポートをさせていただいてきました.
 当事者のひとたちがスタッフで,「共に仲間として生きながら
クリーンになったばかりの人たちを支える」のがダルクの
援助です.なので,私のような非当事者が入ってグループワークを
おこなうのは極めて珍しいことと言えます.

 薬物依存だけでなく,それ以外の病気や障がいを併せ持つ
利用者が年々増えています.スタッフはみな「自分の体験」と
照らし合わせ,彼らが回復の道しるべとしている12ステップと
呼ばれるものに照らし合わせながら仲間の手助けをします.
しかし,それでは目の前の人をうまく助けられないことが
出てきました.
 私は「これまでの援助の体験」と「さまざまな精神疾患や
それによる生活の障害に関する知識と智恵」をよりどころに
彼らの話しを聞きます.そして新しい現象と出会った時に
調べる力と推察する力を使います.
 この両方がうまくかみ合うと,もう少しうまく手助けが
出来るのではないか.ダルクのスタッフ達と話し合いながら,
試行錯誤です.今日は「壁にぶつかる」というテーマで
いろいろな話しを聞き,みんなの体験を出し合いました.

 私はいつもホワイトボードを使うのですが,今日も
みんなの体験で一杯.書ききれないぐらいです.
「それいゆ」で当事者研究をするときと同じだなあ..
みんなの言葉にはいつも“はっと”させられ,ドキッとします.
男性ばかりのメンバーで,みな決して言葉が多くないのですが,
それでもこぼれ落ちる言葉の中に「なるほど」とうなってしまう
ものがあります.
 この10年は女性の援助に集中してきたのですが,
私にとっても大きな挑戦になりそうです.

2012年7月2日月曜日

忙しい週末

 土曜日はスタッフのお子さん(7か月)の子守り.
グループホームにてニュースレターの原稿を書いたり,ホープページの
記事を書いたりしながら久しぶりに赤ちゃんのお世話をしました.
おすわりが出来るようになり,周りの物への好奇心が旺盛です.
グループホームの書類を保管しているキャビネットが気になり,
引き出しを摑んでは引っ張ります.すごい力...(汗).
 午睡の途中でグループホームのメンバーに頼んで買い物に出かけました.
20分ほどで戻ると,なんと二人のメンバーが赤ちゃんに添い寝で(川の字になっていた),
むしろ彼女達の方がぐっすり寝ています...(汗).赤ちゃんの存在ってすごい.

 日曜日は退所するメンバーと一緒にテレビとベッドを見に行きました.
セミダブルが欲しいというメンバーの気持は分かるけど,ワンルームマンションに
そもそも入れて,自分がいる場所があるの???お店の方に「買ったけど,部屋に
入らなくて返品される方もいます」と言われ,しばしの熟考.
みんなの“優先順位”にはいつも考えさせられる.
 お昼から大分から来ていたお友達をスープカレーのお店に連れて行き,
札幌駅までお見送りしてネイルのサロンへ.足ネイルのデザインをあれこれ迷い,
でもいつしか目はサロンで見せてくれたCSテレビの海外ドラマシリーズに釘付け.
この1年はとにかく論文三昧でDVDとも疎遠でした.このドラマは医療がテーマで
医者が超ジコチュウでひねくれ者という設定です.ふむふむ,いるいるこういう「オレ様」.
 そして夜は大学と大学院の講義準備.忙しい週末でした.
7月に入り昨日HPをリニューアルしてアップしました.またせっせと近況報告やイベントの
お知らせをしていきます.写真は久しぶりに作った離乳食でした♡

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2012年6月10日日曜日

難しい年頃

 今日は15歳の長女と映画へお出かけ.
ついつい着ている洋服にコメントしてしまい,彼女のプライドに抵触してしまった(汗).
美術専攻ということで色彩感覚に関しては私なぞにどーのこーの言われる筋合いなし,だそうです.はい,ごもっとも.
 全く着るものに頓着しなかったのが遠い昔.
やたらおしゃれな長男は,毎月のバイト代のほとんどを洋服と美容室につぎ込みますが,彼女は画材や本などが中心で見向きもしなかった.うひゃー,ってことはこれで我が家には全く着るものに頓着ないのが一人になりました.今のところ私とは全くテイストの違うお洋服なので貸し借りはまだ先ですが..(でもサイズは近くなってきたのでこっそり私が彼女のを着ています.くくっ♡)
 気難しいけど一緒に映画に誘われるところをみると,それほど険悪な関係でもない.母と娘はつかず離れず,お洋服にはコメントせずがよろしいようです.
 

2012年6月4日月曜日

快晴

 今日は気持のいい朝です.札幌は「リラ冷え」という時期に当たるのですが,
最近は雨が全くふりません.トマトの苗に毎日水をやる父ははらはらしていますが...
なんだか乾燥のせいなのか,それとも白樺花粉症のせいなのか,肌がすご~く乾燥します.
夕方になってふと鏡をみると,ほほからあごにかけて「粉ふきいも」状態!!
皮膚科から処方してもらったクスリを塗ると化粧が出来ず,強い紫外線にあたるのに
化粧無しだなんてそれまた悲劇を招く...
 今年はやっぱり変なお天気です.

2012年6月3日日曜日

LED照明

今日はリビングの照明をLEDに変えようということで,ダンナと二人で電気屋さんへ行きました.
そうしたら,金額によってSAPICAのポイントがもらえる制度があることを教えてもらった.
なるほど省エネルギーの取り組みを進めるには,いろんな広報や取り組みが必要なんだ.  

2012年5月30日水曜日

ブログお引っ越し

6月から今までのサーバーが使えなくなるというので,ブログをお引っ越し.
ちょっと止まっていましたが,これを機にまた頑張るぞー!

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*自宅は山のなかにあるのですが,ちょっと歩くと市内を一望出来るのだ